flugel logo

エンジニアの種類②システムエンジニア

最近、生活の多くはITが切っても切り離せなくなり、それに関わるSEという言葉をよく聞くようになったのではないでしょうか。そしてエンジニアに興味をもっている方の多くはSE(システムエンジニア)=エンジニアというイメージを持ち、SEの仕事の多くはプログラミングやサイトなどの作成、保守をイメージする人が多いのではないでしょうか。

しかし、実際にはシステムエンジニアはプログラマーと違い、仕事の中心はクライアントの課題を聞き、システムを開発するなど提案やディレクションを行うエンジニアの中でも上位の職業です。
今回は、システムエンジニアの仕事内容や年収などを確認してみましょう。

システムエンジニアとは

システムエンジニアとはSystem Engineerの頭文字を取って、SE(エスイー)と呼ばれています。
プログラマーと同一に考えられることが多いですが、仕事内容は全く違っており、プログラミングではなくシステムの設計図(設計書)を作ることが主な仕事になります。

システムエンジニアの仕事内容

システムエンジニアの仕事内容とは、クライアントの課題を解決するシステムの企画から設計、工数管理や完成後のテストを含む一連の作業を担当します。予算の管理やプロジェクトに関わる人員のマネジメントも大切仕事内容になり、開発フェーズでは「上流工程」と言われてます。

要件の定義づけ

顧客からヒアリングを行い、どのような課題があるかをヒアリングします。課題をヒアリングした後は、その課題に対し、どのような解決策があるかを提示します。
その後、企業側の予算や人員、工期などを打ち合わせ調整しながら提案を決めていきます。パスワード認証やデータベースの検索といった機能、入出力データの仕様、操作性などの非機能要件、業務フローの改善など様々なケースがあるため多くの知識や経験が求められます。

設計

定義づけで行ったシステムをどのように開発するのかを組み立てていきます。まずは基本設計であるどのような使用でどのような機能を付け、操作などの仕方を組みます。その後、その設計をどのようにプログラミングしたり、技術を使うかを算定し、そのためにどのようなエンジニアが何人いるかを組みたてていきます。

外部設計

どのようなシステムの構成にするかや方式設計・機能設計・セキュリティ設計といった、システム全体や開発方針に関わる外部仕様設計を考えることを外部設計と呼び、外部設計で決めた内容をまとめたテキストを基本設計書と呼びます。

内部設計

システムの内部の動作・データ処理など内部仕様についての設計を内部設計と呼びます。
プログラミングの工程に必要となる技術的設計のため、クライアントに確認を取ることはあまりありません。内部設計をまとめたテキストは内部設計書や詳細設計書と呼ばれます。この設計により必要な人員の種別や人数、技術力などが産出されます。

工期管理

設計したプロジェクトを実際に進めていく段取りを組みます。問題が起こった時の対処やプロジェクトの進行具合に対し企業への相談や報告、メンバーとのコミュニケーションなど様々な課題をこなしていきます。

テスト

プログラミングが完了しシステムができあった時に正常に動作するのかをテストします。テストは作動を確認する動作プログラムとプログラム同士がちゃんと連携できるか確認する結合テスト、そしてシステムテストでの総合的な確認を行います。

保守・運用

システム完成後の定期メンテナンスやトラブル対応から、データベースの操作などの保守を行います。専門の部署や専任の保守エンジニア(ヘルプデスク)を置く場合もありますが、基本的にはシステムエンジニアが行います。運用開始後にプログラムにバグが発覚した場合、システムエンジニアはエラーの原因を突き止めてプログラマーに修正を依頼します。場合により、システムエンジニアが自身で修正することもあります。

プログラマーとの仕事内容の違い

よく混同されるシステムエンジニアとプログラマーの仕事内容の違いは、プロジェクトごとに分かれています。多くの場合、システムエンジニアは上流工程、プログラマーはシステムの開発のためのプログラミングが主な仕事になります。

システムエンジニアの給与

システムエンジニアの平均年収は、使用できる言語や開発、業種により違うと言われていますが一般的には550万円と言われています。

給料BANK「日本の給料&職業図鑑」では平均給与が41万円、20代が30万円、30代が45万円、40代が49万円となっています。しかし、エンジニアの需要は高まる一方、人員は足りていない現状からこちらの金額は大きくなっていくのではないかと予想されています。
また、システムエンジニアの上のポジションに当たるITコンサルタントがありそれになることでより多くの金額が貰えることが可能です。

システムエンジニアに求められる能力

コミュニケーション能力

企業に対し、ヒアリングや打ち合わせ、進行状況の管理や現場でのスタッフとのコミュニケーションなどシステムエンジニアの能力の一つとしてコミュニケーション能力は大きく求められます。
企業の課題を正確に聞きだし、それに対するソリューションを相手側にわかりやすく伝えることや、現場での摩擦が起こらないようにする能力はシステムエンジニアとしてマストの能力となります。

技術的能力

システムを提案できる技術的能力です。プログラミング言語やデータベース、ネットワーク、セキュリティなど多岐にわたるため、日ごろからの勉強が問われます。
また、会計システムの提案には簿記の能力が必要など必ずしもIT以外の能力が問われるケースもあります。

文書作成能力

企業へのシステム開発の提案書作成やプログラマーへのシステム定義書などを作成できる能力が求められます。システムの構造や動きは複雑なことが多く、これらをわかりやすく正確に伝えられるかがシステムエンジニアの能力が問われます。

進行管理能力

決まった費用や納期でプロジェクトを進行しなければならないため、人員調整や工程管理、作業見積もりなどのプロジェクト管理能力が重要な要素となります。
また、何かトラブルやバグがあり納期に変更がある場合、企業側との交渉や調整も能力に求められます。

システムエンジニアの役に立つ資格

ITパスポート試験

ITパスポートとは平成21年4月に設立された資格で、「情報処理技術者試験」のうち最も簡単なエントリーレベルの資格であり、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家資格です
こちらはすでに働いているエンジニアに対してよりもシステムエンジニアを目指す方のための資格といえます。

基本情報技術者試験

基本情報技術者とは、「情報処理の促進に関する法律第29条第1項」に基づいて経済産業大臣が行う国家試験「情報処理技術者試験」の区分の一つです。
主にプログラマー・システムエンジニアなどに従事する人、あるいはこれから従事しようとする人達を対象とした試験。
IT業界で働くために必要な基本的知識を持っているか、情報処理に必要な論理的な考え方はできるかどうか以外に、経営やマネジメントについてもある程度の知識が問われるため、試験勉強を通して全般的なシステムエンジニアとしての能力の向上が望めます。

まとめ

システムエンジニアの仕事は主に企画から設計ですがそのためには高度なプログラミング能力やコミュニケーション能力、また専門以外の知識が求められます。
しかし、企業への提案したシステムが導入されるなど大変、やりがいのある職種と言えます。
また、エンジニアとして年収も高く、他の職種へキャリアチェンジする際にも、システムエンジニアの経験が生かせることが多くあるなどメリットも大きいため目指してみるのもいいのではないでしょうか。

facebook twitter instagram

CONTACT


弊社サービスに関するお問い合わせ・ご相談はこちらまで

CONTACT FORM